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質問
北朝鮮女子チームの入国可否問題について、皆さんの意見をお聞きします。最終的には政府が特例として許可しましたが、制裁中を理由に、日本の公安当局が、2月の東アジア選手権での北朝鮮女子チームの入国に反対し、最悪の場合はW杯出場停止も危ぐされました。この公安当局の発言や民主党政権の決定の是非、仮に本当に入国を禁止していたら、その後の展開はどうなっていたかなど、幅広い観点からの皆様のご意見をお聞きしたいと思います。ちなみに、当方の意見としては、スポーツと政治は無関係という建前など現実問題としては通用しないことはわかっていますし、国策としては入国許可は正解だったと思いますが、仮に自分が拉致被害者だったとしたらと思うと複雑な心境ではあります。こういう問題こそ、もっとマスコミ・メディアが真剣に大きく取り扱う問題だとは思うのですが、いかがでしょうか?サッカーファン以外の方も含めて、皆さんのご意見をお待ちしております。

回答
今回の件に関しては、日本サッカー協会の不手際でしょう。北朝鮮の選手団が来るとなれば、警察や公安はそれなりの警備体制を用意せねばならず、そのための相談や段取りを、協会が直前までせず放置していたことが問題なのです。公安は頭ごなしに北朝鮮だからダメ、と言ったのではなく、協会からなんの相談もないことに対して「入国拒否」という手段を取ろうとした。日本サッカー協会はFIFAの精神(スポーツと政治の分離)を公安当局に説明し、北朝鮮選手団の入国の準備をすべきでした。FIFAの精神を公安が尊重しない(つまり、分かったうえで入国拒否)ということであれば、それはそれで日本の政治・外交の在り方として、私たち日本人は理解すべきことです。実際、そこまでの議論までいたっていない問題です。イエメンへの代表派遣を含めて、日本サッカー協会はなんだか鈍いんじゃないかと思いますね。どこかでシビアに物事を考えて準備しているのか、疑問に思います。個人的には、今回は公安が北朝鮮選手団の入国を拒否し、FIFAが日本に制裁を課す(W杯出場権はく奪)、ということが、いろんな意味で勉強になってよかったんじゃないかと思います。私は代表を応援するサッカーファンですが、国際感覚に鈍い日本サッカー協会の体質改善には、これくらいのことが必要なんじゃないかと思いました。一方で、「外交問題がこじれている(かつ、制裁を課している相手)だから、選手団の入国は拒否」という考え方には、もろ手をあげて賛成できるものではありません。こういう論理を採用しだすと、外交問題はもつれるばかりで解決にはならないと思いますね。感情論ではなく、「正当性」をいかに示せるかが政治のカギと考えますが、現在の日本にそこまでの外交能力はないように見えます。また、「政治とスポーツを分ける」ということが理想論とは思いません。これがFIFAの理屈であって、それと戦える理論武装が日本にできるのか? ということです。理論の勝ち負けが重要なのではなく、議論することで見えてくることもあるはずですが、そういう風潮には日本はないようです。W杯には出たい、FIFAには嫌われたくない、かといって、拉致被害者も蔑にできない、あっちにもこっちにも良い顔をしようとしていると、いつか破綻するんじゃないかと思います。

出典:Yahoo!知恵袋

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