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質問
米ソで戦前の日本の特高、憲兵隊に相当した機関は何ですか。戦前の日本の憲兵隊はアメリカではMP、ソ連では政治将校と思いますけど。 特高はアメリカではFBI、ソ連では内務省が相当すると思うのです。 ただ、政治将校は将校で兵士ではないですよね。それ考えると訳分からなくなります。 あと、日本では憲兵隊と特高がともにスパイの摘発に乗りだしていましたけど、お互いに競合する部分が多く、海外諜報専門職とも思えないため、CIAやゲーペーウと比べて日本の諜報は弱かったんじゃないでしょうか。
回答
特高についてはともかく、憲兵隊についてはあえて言えば「ありません」が正解です。 なぜか? 日本の憲兵隊は本来は軍事警察ですが、軍事に関連した事項については司法警察・行政警察も兼ねました。こんな制度は米ソとも持っていません。それを無理矢理当てはめようとするから、混乱するのです。 カテゴリー分けするとこんな感じです ・軍隊内の治安維持を担う執行機関 日本:憲兵隊 アメリカ:MP ソ連:厳密にはなし。実質は内務省。 ・政治/思想警察 日本:特高、憲兵隊など アメリカ:FBIなど ソ連:内務省(NKVDやNKGB)など 別次元:政治将校、野戦政治警察部隊(督戦部隊) 帝政ロシアは普通に憲兵を持ってましたが、革命後排除しました。が、建前はともかく実際には必要なので、いろいろな制度が作られました。 あと、野戦憲兵は通常は戦場周辺での交通整理(戦闘力発揮・補給維持のためにとても重要)をやるはずですが、ソ連の場合にどうだったかは未調査です(ワルシャワ条約機構軍の演習写真で見たことあるので存在はしているはず。戦時中、場所によっては内務省がやってたのは確認済み)。 >あと、日本では憲兵隊と特高がともにスパイの摘発に乗りだしていましたけど、お互いに競合する部分が多く、海外諜報専門職とも思えないため、CIAやゲーペーウと比べて日本の諜報は弱かったんじゃないでしょうか。 その時期にはCIAはありません(前身のOSSならありますが)。 また、いずれも基本は防諜機関であって(実際には憲兵隊には対外工作してるところもありますが)、比較するのは適当ではないでしょう。諜報機関が競合するのはどこの国でもある話です。 例えばソ連には対外諜報機関として軍に属するGRU(ゾルゲも内務省じゃなくこっちの人です)があり、制度上KGBその他と協調するようになってません(情報をダブルチェックするという観点からはオッケーだが縄張り争いのありなしでいえばもちろんある)。 ただ、日本のセクショナリズムが強烈で効率的な作業を行えなかったのは確かでしょう。 日本の対外諜報機関は山ほどあって、さらに「昭和の闇」と直結する部分もあり、まだまだ分からないことだらけです。 麻薬の密売は行っていたし、その他の事業で資金を山ほど稼いでいろいろやってたのは確かですが、これも複数の機関があって統合運用などはなされてなかったように見えます。
出典:Yahoo!知恵袋
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