以下の人たちは本当に悪い人ばかりで・・・に関する記事

質問
以下の人たちは本当に悪い人ばかりですか衛生劇場、時代劇専門チャンネル、Neco、日本映画専門チャンネルなど好きでよく見るのですが、 「代官」「越後屋」「特高」「憲兵」などはひどい姿で描かれています。かれらはみんな悪い人ばかりなんでしようか。 特に代官に関しては「悪代官」なるゲームがあったくらいですから。 また、「おねげぇーでこぜーますだ、お代官様」と町人や民衆が懇願すると「えーい、黙れ黙れ」と高圧的に出ます。 商人にしてもなぜ越後屋ばかりがわるいのでしょうか。 くだらない質問ですいません。

回答
まず、「憎まれ役」=「悪」ではないという事は注意しておいて下さい。 悪代官や越後屋は「時代劇」という勧善懲悪的物語での「悪役(敵役)」という役割を与えられている存在です。 即ち主人公(=善)と対立する引き立て役ですね。だから、高圧的だったりと視聴者が悪役だと認識しやすいような演出がとられる訳です。 実際の代官とは領主(日本の場合は幕府や大名、大名の下の地方領主)が領地に不在の際の代理行政官であり、飢饉の際に年貢の減免を巡って上層部と対立した人物や、堤防工事に領民と一緒に汗を流した人物の事跡も伝わっています。 また、「特高(特別高等警察官)」や「憲兵」は、権限や成立過程は異なりますが、アメリカの「FBI」や「MP(ミリタリーポリス=軍警察)」と類似のもので、前者は国内の反体制活動の防止や防諜を担っており、後者は軍内部や国内重要地域、占領地(軍政地域)での同様な任務を負っていました。 戦後に出版された元「特高」や元「憲兵」の方の手記を読む限りでは、彼らは妻子を愛し近所付合いや友人付合いをする普通の人々です。 彼らは任務として拷問などの取調べ方法をとっていますが、極論すれば拷問は当時の日本では「ごく普通」の方法でした。 高圧的なのは公務に付いた日本人の「性」ではないでしょうか? 今でも市民に高圧的な態度をとって新聞沙汰になる警察官や公務員のニュースは見掛けますよね。 特に警察官や軍人が権威を持っていた当時はそういった傾向は強かったかもしれません。 戦後、彼らを「悪」と決め付けた「進歩的文化人」とは、戦時中までは「反体制的」として「特高」「憲兵」から睨まれていた人々であり、中立的視点を持っているか疑問だということは注意しておく必要があります。

出典:Yahoo!知恵袋

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